最近、「頭の中のおしゃべりが、自分自身を一番苦しめているのかもしれない」と感じるようになりました。
「このままでいいのかな?」
「もっと何かしなきゃ」
「なんであんなこと言っちゃったんだろう」
そんな思考の渦に飲み込まれて、気づけば疲れ果てている──。
そんなときに出会ったのが、【草薙龍瞬】さんの『反応しない練習』という本でした。
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『反応しない練習』とは
この本のベースには、ブッダの教えがあります。
ブッダの教えとは、「正しい理解によって、人間の苦悩から自由になる方法」なのだそうです。
そして本書で一貫して語られているのが、
「反応せずに、まず理解すること」こそが、悩みを解決する鍵であるということ。
以下の一節がとても印象的でした:
心の状態をきちんと見るだけで反応せずにまず理解する──これが悩みを解決する秘訣です。
心の状態を見るという習慣を持つことで、日頃のストレスや怒り、落ち込みや心配などの「無駄な反応」を抑えることが可能になります。
「心の状態を見る」ってどうやるの?
本書では、心の状態を観察する3つの方法が紹介されています:
言葉で確認する
→ 今どんな気持ち?それをそのまま「ラベリング」してみる
感覚を意識する
→ 思考が湧いたとき、身体はどんな感覚になっている?
頭の中を分類する
→ 今の反応は「貪欲(もっと欲しい)」「怒り(許せない)」「妄想(思い込み)」のどれ?
この3ステップを意識的に行うことで、「今ここ」に戻りやすくなり、心がラクになるのだそうです。
今週のわたしの実験:「反応しない練習」をやってみる
この本に背中を押されて、今週はこんな小さな実験をしてみようと思います
・湧き出てくる思考に気づき、それを言葉にして確認する
・そのときの身体の感覚に意識を向けてみる
「これは貪欲?怒り?妄想?」と分類してみる
これを、1日の中で数回でもいいから意識してみようと思っています。
心の癖って、なかなか変えられないもの。
でも、こうやって「まず観察する」というスタンスを身につけることで、
無駄な思考ぐるぐるから少しずつ距離を取れるようになるかもしれません。
また実験の結果や気づきがあれば、記事にしてシェアしますね。
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