0代をすぎてから、なんだか「ずっと気が張っている」ような日々が続いていました。
頑張らなきゃ、ちゃんとしなきゃって思うけど、心も身体もなんだか重たい。
そんなとき、ふと立ち止まって思ったんです。
「今までの“当たり前”って、ほんとうに必要かな?」
暮らしの中でなんとなく続けていた小さな習慣。
それを少しずつ手放してみたら、心もからだも少しずつラクになっていきました。
今回は、わたしが「やめてラクになった3つのこと」をご紹介します。
もしあなたも少し疲れているなら、どれかひとつ、試してみてください。
① 朝と夜、ベッドの中でスマホを見るのをやめた
「寝る前にちょっとだけ…」と思って開いたSNSやニュース。
気づけば30分、ひどいときは1時間以上スマホを見ていることもありました。
見終わったあとに、心が穏やかになっていることって少なかったかもしれません。
むしろ、誰かの投稿を見て落ち込んだり、不安になったり。
眠りも浅くなって、朝も疲れたまま目覚める日が増えていました。
そこで思い切って、寝室からスマホを遠ざけてみたんです。
寝る前は、アロマを焚いたり、やさしい本を読むようにしました。
すると、寝つきもよくなり、朝の気持ちがほんの少し軽くなったのを感じました。
心と睡眠の質って、やっぱりつながっているんですね。
② カロリー計算をやめた
ずっと「食べる=太る」「数字を見ていないと不安」という思い込みがありました。
アプリで毎日の食事を記録し、細かくカロリーや脂質をチェック。
でもそれが、いつのまにかプレッシャーになっていたんです。
「あ、これ食べちゃったから、今日はもうダメだ」
「予定より多かったから、明日は控えなきゃ」
そんなふうに、自分を責める気持ちばかりが大きくなっていきました。
そんなとき、信頼できる人から「カロリーより“満足感”を大切にしてみて」と言われたんです。
それをきっかけに、“数字”ではなく“気持ち”を優先するように。
よく噛んで味わうこと。お腹が満たされたらストップすること。
そんな当たり前のことが、こんなに気持ちいいなんて。
体重は大きく変わらないけど、気分はとても軽くなりました。
“自分を責めない”って、いちばんのダイエットかもしれません。
③ “とりあえず保存”をやめた
「あとで読む用」に保存した記事や動画、レシピ。
スマホやパソコンに、どんどん溜まっていきますよね。
私も以前は、なんでも「とりあえず保存」していました。
でも実際に見返すことって、ほとんどなかったんです。
なのに、見ないのに「消せない」自分がいて。
「あれも見なきゃ」「これも役立つかも」と、心のどこかが常に焦っていました。
ある日ふと思ったんです。
“本当に必要な情報って、ちゃんと残るし、また出会える”
それ以来、保存する前に「今、必要か?」と一呼吸おくようになりました。
すると、スマホの中も、心の中も、すっきり。
情報に追われる感じが減って、ゆとりが生まれました。
🌷まとめ:やめることは、軽くなること
「ずっと続けていたことをやめる」って、ちょっと勇気がいります。
でも、やめてみて初めて気づく“心の軽さ”って、確かにあるんです。
もし今、暮らしの中で“なんとなく疲れていること”があったら、
それは見直しのサインかもしれません。
がんばることをやめても、
数字を追うのをやめても、
情報を溜め込むのをやめても、
ちゃんと、生きていけます。
それどころか、本来の自分に戻っていける気がしています。